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2015.11.15

栃木県栃木市をきれいで住みよいまちにする条例

   栃木市をきれいで住みよいまちにする条例

 

 (目的)

第1条 この条例は、環境の美化等に関し、必要な事項を定めることにより、環境美化意識の向上を図り、市民等、事業者、所有者等及び市が協働して安全で快適な生活環境の実現に努めるとともに、きれいで住みよいまちづくりを推進することを目的とする。

 

 (定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 市民等 市内に居住し、勤務し、在学し、若しくは滞在する者又は市内を通過する者をいう。

(2) 事業者 市内で事業活動を行う法人その他の団体又は個人をいう。

(3) 所有者等 市内に土地又は建物を所有する者(当該土地又は建物を権原に基づき占有している者があるときは、当該占有者とする。)をいう。

(4) ごみ等 空き缶、空き瓶、紙くず、プラスチック容器、たばこの吸い殻、犬猫等のふん、自転車、家具その他の粗大ごみ等を含む廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)第2条第1項に規定する廃棄物をいう。

(5) 公共の場所等 公園、広場、道路、河川その他の公共の場所、施設及び自己以外の者が所有し、占有し、又は管理する土地、建物等をいう。

 

 (総合的推進)

第3条 市民等、事業者、所有者等及び市は、それぞれの責務を自覚し、行動するとともに、相互に協力し、一体となってきれいで住みよいまちづくりを推進するものとする。

 

 (市民等の責務)

第4条 市民等は、自ら生じさせたごみ等を、ごみ集積所に排出し、処理施設に運搬し、又は処理事業者に処理を委託する等適正に処理するものとする。

2 市民等は、ごみ等の減量化に努めるとともに、日頃から散乱しているごみ等に注意を払い、ごみ等の散乱防止及び地域における清掃活動等に積極的に参加するよう努めるものとする。

3 市民等は、市が実施する環境美化のための施策に協力するものとする。

 

 (事業者の責務)

第5条 事業者は、自ら生じさせたごみ等を、処理施設に運搬し、又は処理事業者に処理を委託する等適正に処理するものとする。

2 事業者は、その事業活動により発生するごみ等の減量化に努めるとともに、事業所及びその周辺その他事業活動を行う地域において、清掃活動等を行うことにより、ごみ等を散乱させないよう努めるものとする。

3 事業者のうち自動販売機を設置する者は、必要に応じ、容器等(当該販売した商品の容器及び包装から生じるごみ等をいう。以下この項において同じ。)を回収するための設備(以下「回収設備」という。)を当該自動販売機の周辺に設置するとともに、自動販売機、回収設備及びその周辺に容器等が散乱することのないよう、清掃に努めるものとする。

4 事業者は、市が実施する環境美化のための施策に協力するものとする。

 

 (所有者等の責務)

第6条 所有者等は、その管理に係る土地又は建物(以下「所有地等」という。)について、次に掲げる状態となることのないよう、適切な措置を講じなければならない。

(1) ごみ等の散乱若しくは放置による悪臭、ねずみ、昆虫等の発生若しくはい集又は公共の場所等へのごみ等のはみ出しを生じさせること。

(2) 雑草、樹木等の繁茂又は老朽化、自然災害等に伴う建物の倒壊若しくは破損により、保安上危険となり、又は衛生上有害となること。

2 所有者等は、その所有地等及びその周辺の清掃等必要な措置を講じ、ごみ等が投棄されないよう努めるものとする。

3 所有者等は、市が実施する環境美化のための施策に協力するものとする。

 

 (市の責務)

第7条 市は、市民等、事業者及び所有者等の意見を聴きながら、きれいで住みよいまちづくりを推進するために必要な施策を総合的、計画的に立案し、その進行を管理するものとする。

2 市は、市民等、事業者又は所有者等が行う環境美化活動等を積極的に支援するとともに、環境美化意識の啓発に努めるものとする。

 

 (遵守事項)

第8条 何人も、公共の場所等にごみ等をみだりに捨ててはならない。

第9条 飼い犬等(犬、猫その他の愛がん用の動物をいう。以下同じ。)の所有者及び飼養管理者は、次に掲げる事項を遵守しなければならない。

(1) 飼い犬等を運動させるときは、ふんを処理するための用具を携行すること。

(2) 飼い犬等が公共の場所等にふんをしたときは、直ちにこれを回収し、持ち帰ること。

 

 (環境美化重点期間の設定)

第10条 市長は、市民等、事業者及び所有者等の環境美化意識の向上を図り、きれいで住みよいまちづくりを全市的に推進するため、環境美化重点期間を設けることができる。

2 市長は、前項に規定する環境美化重点期間において、市民等、事業者及び所有者等と協働し、環境美化のための施策を重点的に実施するものとする。

 

 (環境美化重点地区の指定)

第11条 市長は、特に環境美化を図る必要があると認める地区を環境美化重点地区として指定することができる。

2 市長は、前項に規定する環境美化重点地区において、市民等、事業者及び所有者等と協働し、環境美化のための施策を重点的に実施するものとする。

 

 (地域クリーン推進員)

第12条 市長は、地域における環境美化を推進するため、地域クリーン推進員を委嘱することができる。

2 地域クリーン推進員は、市と連携し、及び協力しながら、市民等、事業者及び所有者等に対し、環境美化の推進のために必要な情報提供、啓発、指導等を行うものとする。

 

 (立入調査)

第13条 市長は、この条例の施行に必要な限度において、市長の指定する職員を必要な場所に立ち入らせ、必要な調査をさせることができる。

2 前項の規定による立入調査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者の請求があったときは、これを提示しなければならない。

3 第1項の規定による立入調査の権限は、犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

4 所有者等は、正当な理由がない限り、第1項の規定による立入りその他の行為を拒み、又は妨げてはならない。

 

 (指導、勧告及び命令)

第14条 市長は、第4条第1項又は第5条第1項若しくは第3項の規定に違反した者に対し、必要な措置を講ずるよう指導し、又は勧告することができる。

2 市長は、前項の規定による勧告を受けた者が、正当な理由なくその勧告に従わないときは、期限を定めて、その勧告に従うべきことを命ずることができる。

3 市長は、第6条第1項、第8条又は第9条第2号の規定に違反した者に対し、必要な措置を講ずるよう指導し、又は勧告することができる。

4 市長は、前項の規定による勧告を受けた者が、正当な理由なくその勧告に従わないときは、期限を定めて、その勧告に従うべきことを命ずることができる。

 

 (公表)

第15条 市長は、前条第2項又は第4項の規定による命令に従わない者の氏名等を公表することができる。

 

 (罰則)

第16条 正当な理由なく第14条第4項の規定による命令に違反した者は、5万円以下の罰金に処する。

 

 (両罰規定)

第17条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関して第14条第4項の規定による命令を受け、正当な理由なくその命令に違反したときは、その法人又は人に対しても前条の罰金に処する。

 

 (代執行)

第18条 市長は、第14条第2項又は第4項の規定による命令を受けた者(以下「義務者」という。)がこれを履行しない場合において、他の手段によってその履行を確保することが困難であり、かつその不履行を放置することが著しく周辺の生活環境に悪影響を及ぼすと認められるときは、行政代執行法(昭和23年法律第43号)の規定により、自ら義務者のなすべき行為をなし、又は第三者にこれを行わせ、その費用を義務者から徴収することができる。

 

 (関係法令の活用等)

第19条 市長は、きれいで住みよいまちづくりを推進するため、関係機関との連携を図るとともに、関係法令を積極的に活用するものとする。

 

 (行政手続に関する特例)

第20条 第14条第2項又は第4項の規定による命令の処分については、栃木市行政手続条例(平成22年栃木市条例第19号)第3章の規定は、適用しない。

 

 (委任)

第21条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

 

   附 則

 (施行期日)

1 この条例は、平成25年4月1日から施行する。ただし、第16条及び第17条の規定は、同年7月1日から施行し、同日以後に行われた行為に係るものから適用する。

 

 (栃木市ごみのない美しいまちづくり条例等の廃止)

2 次に掲げる条例は、廃止する。

(1) 栃木市ごみのない美しいまちづくり条例(平成19年栃木市条例第10号)

(2) 大平町まちをきれいにする条例(平成13年大平町条例第12号)

(3) 大平町あき地の環境保全に関する条例(昭和48年大平町条例第6号)

(4) 藤岡町まちの環境美化条例(平成16年藤岡町条例第16号)

(5) 都賀町不法投棄防止条例(平成14年都賀町条例第12号)

(6) 都賀町空き缶等のポイ捨て防止に関する条例(平成9年都賀町条例第13号)

(7) 栃木市西方地域における空き地の環境保全に関する措置を定める条例(平成23年栃木市条例第29号)

(8) 栃木市西方地域における空き缶等の散乱防止に関する措置を定める条例(平成23年栃木市条例第30号)

 

 (経過措置)

3 この条例の施行の前日までに、前条の規定による廃止前の栃木市ごみのない美しいまちづくり条例、大平町まちをきれいにする条例、大平町あき地の環境保全に関する条例、藤岡町まちの環境美化条例、都賀町不法投棄防止条例、都賀町空き缶等のポイ捨て防止に関する条例、栃木市西方地域における空き地の環境保全に関する措置を定める条例及び栃木市西方地域における空き缶等の散乱防止に関する措置を定める条例の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの条例の相当規定によりなされた処分、手続その他の行為とみなす。

4 合併前の栃木市の区域において、この条例の施行の日前にした第2項の規定による廃止前の栃木市ごみのない美しいまちづくり条例の規定に違反する行為に対する罰則については、なお従前の例による。