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2015.11.23

長野県岡谷市空き家等の適正管理に関する条例

○岡谷市空き家等の適正管理に関する条例

平成26年6月30日
条例第11号

(目的)

第1条 この条例は、空き家等の適正な管理に関し必要な事項を定めることにより、空き家等が管理不全な状態になることを防止し、もって市民の安全で安心な暮らしの実現に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1) 空き家等 市内に所在する建物その他の工作物で、常時無人の状態にあるもの及びその敷地をいう。
(2) 管理不全な状態 空き家等が、次に掲げるいずれかの状態にあるものをいう。
ア 老朽化又は台風、地震等の自然災害によって、建物等が倒壊し、又は建物等に用いられた部材が飛散し、若しくははく落することにより、当該建物等の敷地外において、人の生命、身体又は財産に被害を与えるおそれがある状態
イ 不特定の者が侵入することにより犯罪等が誘発されるおそれがある状態
ウ 立木又は雑草が繁茂したまま放置され、道路等への越境又はごみの不法投棄のおそれなど、周辺の生活環境の保全に支障を及ぼす状態
(3) 所有者等 空き家等の所有者、管理者又は管理すべき者をいう。

(民事による解決との関係)

第3条 この条例の規定は、管理不全な状態である空き家等の所有者等と隣人その他当該空き家等が管理不全な状態であることにより被害を受けるおそれがある者との間で、民事による解決を図ることを妨げるものではない。

(市の責務)

第4条 市は、第1条の目的を達成するため、必要な施策を講じるものとする。

(空き家等の所有者等の責務)

第5条 空き家等の所有者等は、当該空き家等が管理不全な状態にならないように自らの責任において適正な管理をしなければならない。

(市民等の協力)

第6条 市民等は、第1条の目的を達成するため、市が行う施策に協力するよう努めるものとする。
2 市民等は、管理不全な状態である空き家等があると認めるときは、市にその情報を提供するよう努めるものとする。

(実態調査)

第7条 市長は、前条第2項の規定による情報の提供があったとき、又は第5条に規定する適正な管理が行われていないと認めるときは、必要な限度において当該空き家等の実態調査を行うことができる。

(助言、指導及び勧告)

第8条 市長は、前条の実態調査により、空き家等が管理不全な状態であると認めるときは、当該空き家等の所有者等に対し、必要な措置について助言又は指導を行うことができる。
2 市長は、前項の助言又は指導を行ったにもかかわらず、なお当該空き家等が管理不全な状態であると認めるときは、当該所有者等に対し、除却、修繕、立木等の伐採その他必要な措置を講ずるよう勧告することができる。

(命令)

第9条 市長は、空き家等の所有者等が前条第2項の規定による勧告に応じない場合又はその措置が十分ではない場合において、当該空き家等が著しく管理不全な状態であると認めるときは、当該所有者等に対し、期限を定めて必要な措置を講ずるよう命ずることができる。

(措置)

第10条 市長は、前条の規定による命令を行ったにもかかわらず、当該所有者等が正当な理由なく命令に従わないときは、適切な措置を講ずることができる。

(警察その他の関係機関との連携)

第11条 市長は、管理不全な状態である空き家等に関し、緊急を要する場合は、市の区域を管轄する警察その他の関係機関に必要な措置を要請することができる。

(委任)

第12条 この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める。
附 則
この条例は、平成26年10月1日から施行する。