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2015.12.05

大阪府門真市美しいまちづくり条例

○門真市美しいまちづくり条例

平成13年3月28日門真市条例第8号
改正
平成15年3月28日門真市条例第5号
平成25年9月30日門真市条例第28号

第1章 総則

(目的)

第1条 この条例は、門真市環境基本条例(平成25年門真市条例第28号)第7条の規定に基づき、市民の健康で文化的な生活を保持するため、生活環境の美化に関する行動の基本となる事項その他必要な事項を定め、これらを市、市民及び事業者が一体となって取り組み、市域の美しいまちづくりを推進することを目的とする。
一部改正〔平成25年門真市条例28号〕

(用語の定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1) 市民等 市民及び市内に滞在し、又は市内を通過中の者をいう。
(2) 事業者 市内で事業活動を行う者をいう。
(3) 公共の場所 道路、河川、公園、駅前広場その他の公共の場所をいう。
(4) 屋外広告物 屋外広告物法(昭和24年法律第189号)第2条第1項に規定する屋外広告物をいう。
(5) 空き地 現に人が使用していない土地及びこれに準ずる土地をいう。
(6) 吸い殻、空き缶等 たばこの吸い殻、飲食物を収容し、又は収容していた容器、チューインガムのかみかす、紙くずその他ごみの散乱の原因となる物をいう。
(7) 落書き 建物又は工作物の所有者、管理者又は占有者の意思に反し、当該建物又は工作物に塗料、墨等により周辺の美観を損ねる文字若しくは図形を描くこと又は描かれたものをいう。

(市長の責務)

第3条 市長は、第1条の目的を達成するため、美しいまちづくりに関する施策を実施し、生活環境の美化に努めなければならない。

(市民等の責務)

第4条 市民等は、美しいまちづくりに関する意識を高め、市域の良好な生活環境の形成に努めるとともに、市が実施する美しいまちづくりのための施策に協力しなければならない。
(事業者の責務)

第5条 事業者は、その事業活動によって良好な生活環境を損なうことのないよう、自らの責任と負担において必要な措置を講じるとともに、市が実施する美しいまちづくりのための施策に協力しなければならない。

第2章 美しいまちづくりの推進

第1節 市民活動の推進

(市民及び事業者の参加)

第6条 市民及び事業者は、美しいまちづくりを推進するための諸活動に自主的かつ積極的に参加するよう努めなければならない。

(環境美化推進組織の整備等)

第7条 市長は、この条例の円滑な運用及び実効性を確保するとともに、参画と協働による美しいまちづくりの推進を図るため、市民及び事業者で構成される環境美化推進組織の整備に努めるとともに、広く市民の自主的な参加及び協力を求めることができる。

(門真市美化推進の日)

第8条 市、市民及び事業者が一体となって環境美化意識の向上を図り、日常的な実践活動を行うため、「門真市美化推進の日」を定め、この日を中心に一定期間、清掃活動及び美しいまちづくりに関する啓発活動等を行うものとする。

(助成)

第9条 市長は、地域の美しいまちづくりに取り組んでいる団体に対し、助成することができる。

第2節 緑化の推進

(緑化の推進)

第10条 土地の所有者、管理者又は占有者は、樹木又は草花(以下「樹木等」という。)を植栽し、緑化の推進に努めなければならない。

(樹木等の良好な管理)

第11条 樹木等の所有者、管理者又は占有者は、当該樹木等の害虫防除、剪定その他必要な管理に努めなければならない。

(保存樹等の指定)

第12条 市長は、市域の美観風致を維持するため、都市の美観風致を維持するための樹木の保存に関する法律(昭和37年法律第142号)の定めるところにより、樹木又は樹木の集団を保存樹又は保存樹林(以下「保存樹等」という。)として指定することができる。
2 保存樹等の所有者は、保存樹等の枯損の防止その他その保存に努めなければならない。

(助成)

第13条 市長は、保存樹等の所有者に対し、保存樹等保護助成金を交付することができる。

第3節 良好な地域環境づくり

(自宅等周辺の美化)

第14条 市民及び事業者は、自宅及び事務所並びにその周辺の清掃活動を行うことにより、地域の美化に努めなければならない。

(近隣生活環境への配慮)

第15条 市民等及び事業者は、深夜における自動車のアイドリング、カラオケその他近隣の静穏を害する行為及び迷惑駐車を行わない等近隣の良好な生活環境に配慮しなければならない。

(青少年の育成環境)

第16条 市民及び事業者は、青少年の良好な育成環境を確保するとともに青少年に対する保護意識の高揚に努めなければならない。
2 市民及び事業者は、青少年の良好な育成環境を損なうおそれのある行為及び営業から青少年を守るよう努めなければならない。

(空き家の管理)

第17条 空き家の所有者又は管理者(以下「空き家の所有者等」という。)は、当該空き家における青少年の非行行為又は廃棄物(廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)第2条第1項に規定する廃棄物をいう。以下同じ。)の投棄により、近隣住民に迷惑を及ぼさないよう、常に空き家を適切に管理しなければならない。

(勧告)

第18条 市長は、空き家の所有者等が前条の規定に違反し、当該空き家が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、当該空き家の所有者等に対し、侵入の防止、管理方法の改善その他必要な措置を講じるよう勧告することができる。
(1) 犯罪又は災害の発生を誘発するおそれがあるとき。
(2) 人の健康を阻害し、又は阻害するおそれがあるとき。

第4節 公共の場所の美化

(屋外広告物に対する措置)

第19条 屋外広告物を設置しようとする者は、市域の美しいまちづくりを推進するため、屋外広告物法、大阪府屋外広告物条例(昭和24年大阪府条例第79号)その他の関係法令を遵守しなければならない。
2 何人も、青少年の良好な育成環境を損なうおそれのある屋外広告物を設置してはならない。
一部改正〔平成15年門真市条例5号〕

(勧告)

第20条 市長は、関係機関と協力し、前条の規定に違反する屋外広告物を設置し、又はこれを管理する者に対し、当該屋外広告物の除去又は適正な表示を行うよう勧告することができる。

(印刷物等配布者の義務)

第21条 公共の場所において、ビラ、チラシその他の物(以下「印刷物等」という。)を公衆に配布し、又は配布させた者は、速やかに配布場所周辺に散乱した当該印刷物等を収集し、処理しなければならない。

(敷地外へのはみ出しの防止)

第22条 公共の場所に隣接している土地の所有者、管理者又は占有者(次条において「所有者等」という。)は、樹木、生け垣又は自転車等が敷地外にはみ出すことにより、一般の通行を妨げ、又は交通の安全等に支障を来すことのないよう、これらを適切に管理しなければならない。

(勧告)

第23条 市長は、所有者等が前条の規定に違反し、公共の場所の利用が著しく損なわれていると認めるときは、当該所有者等に対し、当該公共の場所の利用阻害を防止する措置を講じるよう勧告することができる。

(公共の場所の不法占有)

第24条 何人も、公共の場所に生活用品等を持ち込み、商品を陳列し、若しくは販売し、又は自動販売機を設置する等当該公共の場所を不法に占有し、その利用を妨げてはならない。

(勧告)

第25条 市長は、前条の規定に違反し、公共の場所を不法に占有し、その利用を妨げる者に対し、当該公共の場所の原状回復等必要な措置を講じるよう勧告することができる。

第5節 空き地の美化

(空き地の美化)

第26条 空き地の所有者、管理者又は占有者(以下「空き地の所有者等」という。)は、繁茂する雑草若しくは枯れ草が密集して放置され、若しくは廃棄物が放置され、又は空き地を相当期間水溜りの状態に置くことのないよう、常に空き地を適切に管理しなければならない。

(勧告)

第27条 市長は、空き地の所有者等が前条の規定に違反し、当該空き地が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、当該空き地の所有者等(以下「違反者」という。)に対し、雑草、枯れ草又は廃棄物の除去、管理方法の改善その他必要な措置を講じるよう勧告することができる。
(1) 犯罪又は災害の発生を誘発するおそれがあるとき。
(2) 人の健康を阻害し、又は阻害するおそれがあるとき。
(3) 周辺の美観を著しく損なうとき。

(措置命令)

第28条 市長は、違反者が前条の勧告に従わなかったときは、期限を定めて、雑草、枯れ草又は廃棄物の除去、管理方法の改善その他必要な措置を講じるよう命じることができる。

(代執行)

第29条 市長は、違反者が前条の期限を経過しても同条の措置命令に基づく措置を履行しない場合において、その不履行を放置することが著しく公益に反すると認められるときは、行政代執行法(昭和23年法律第43号)の定めるところにより自ら義務者のなすべき行為をなし、又は第三者をしてこれをなさしめ、その費用を当該違反者から徴収することができる。

第6節 愛護動物の管理等

(愛護動物の管理)

第30条 飼い犬、飼い猫その他の愛護動物(以下「愛護動物」という。)の所有者又は占有者(以下「飼い主」という。)は、当該愛護動物が市民等に危害を与え、又は迷惑を及ぼすことにより、良好な生活環境を損なうことのないよう適切に管理しなければならない。
2 愛護動物の飼い主は、その飼育を行わなくなったとき又は愛護動物が死亡したときは、みだりに捨てることなく、飼い主の責任において適切に措置しなければならない。

(動物との関わり)

第31条 市民等は、カラス、犬、猫その他の動物で飼い主のいないもの又は飼い主の不明なものが、生ごみ等に依存することにより、良好な生活環境を損なうことのないよう、当該生ごみ等を適切に管理しなければならない。
2 市民等は、鳩、犬、猫その他の動物で飼い主のいないもの又は飼い主の不明なものに、むやみに給餌を行うことにより、ふん害を発生させる等良好な生活環境を損なってはならない。

(勧告)

第32条 市長は、前2条の規定に違反した者に対し、愛護動物の管理若しくは生ごみ等の管理について必要な措置を講じること又は給餌の中止を勧告することができる。

第7節 ポイ捨て、飼い犬のふんの放置及び落書きの禁止等

(吸い殻、空き缶等の適正処理)

第33条 市民等は、公共の場所及び他人の所有し、管理し、又は占有する場所(以下「公共の場所等」という。)において自ら生じさせた吸い殻、空き缶等をごみ箱、ごみ捨て場その他の所定の容器又は場所(以下「ごみ箱等」という。)に収納し、又は持ち帰るよう努めなければならない。

(ポイ捨ての禁止)

第34条 市民等は、吸い殻、空き缶等を公共の場所等において、ごみ箱等以外の容器又は場所に投棄(以下「ポイ捨て」という。)してはならない。

(措置命令)

第35条 市長は、前条の規定に違反した者に対し、吸い殻、空き缶等を適正に処理するよう命じることができる。

(ポイ捨てを防止するための事業者の措置)

第36条 ポイ捨ての原因となるおそれのある物の製造、加工、販売等を行う事業者は、ポイ捨てを防止するため、市民等に対する美化意識の啓発その他必要な措置を講じるよう努めなければならない。

(回収容器の設置義務)

第37条 飲食物の自動販売機を設置し、又はこれを管理する事業者は、当該飲食物の容器を回収するための容器(以下「回収容器」という。)を市長が別に定めるところにより設置し、当該回収容器を適正に管理しなければならない。

(勧告)

第38条 市長は、前条の規定に違反した者に対し、回収容器の設置その他必要な措置を講じるよう勧告することができる。

(飼い犬のふんの放置の禁止)

第39条 市民等は、飼い犬を公共の場所等に連れ出す場合には、用具を携帯し、ふんを持ち帰る等適正な処理をし、当該飼い犬のふんを公共の場所等に放置してはならない。

(措置命令)

第40条 市長は、前条の規定に違反した者に対し、飼い犬のふんを適正に処理するよう命じることができる。

(落書きの禁止)

第41条 市民等は、落書きをしてはならない。

(措置命令)

第42条 市長は、前条の規定に違反した者に対し、当該落書きを消去するよう命じることができる。

(落書きの消去要請)

第43条 市長は、落書きが放置され、著しく周辺の美観を損なう状態にあると認めるときは、建物又は工作物の所有者、管理者又は占有者に対し、当該落書きを消去するよう要請することができる。

第3章 補則

(立入調査)

第44条 市長は、この条例の規定の実施に必要な範囲内で、当該規定に違反するおそれがあると認める土地又は建物に、関係職員を調査のために立ち入らせ、説明若しくは報告を求めることができる。ただし、個人の住居については、当該住居の所有者、管理者又は占有者の承諾を得た場合でなければ、立ち入らせてはならない。
2 前項の規定により、立入調査を行う職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。
3 第1項の規定による立入調査の権限は、犯罪捜査のために認められるものと解釈してはならない。

(協力要請)

第45条 市長は、この条例の実施について、必要に応じて関係機関に協力を求めることができる。

(環境美化表彰)

第46条 市長は、特に地域の美しいまちづくりに寄与していると認める個人又は団体に対し、これを表彰することができる。

(公表)

第47条 市長は、第20条、第25条又は第38条の規定による勧告を受けた者が、正当な理由がなくその勧告に従わなかったときは、その旨を公表することができる。この場合において、市長は、当該公表を受ける者に対し、あらかじめ意見を述べる機会を与えなければならない。

(罰則)

第48条 第28条の命令に従わなかった者は、30,000円以下の過料に処する。
第49条 第35条、第40条又は第42条の命令に従わなかった者は、20,000円以下の過料に処する。

(適用上の注意)

第50条 この条例は、第1条に規定する目的を達成するためにのみ適用するものであって、その本来の目的を逸脱してこれを濫用し、市民等及び事業者の権利を不当に侵害するようなことがあってはならない。

(委任)

第51条 この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成13年10月1日から施行する。ただし、第1章並びに第2章第1節並びに第2節、第45条、第46条及び第51条の規定は、平成13年4月1日から施行する。
(あき地の清潔保持に関する条例の廃止)
2 あき地の清潔保持に関する条例(昭和49年門真市条例第46号)は、廃止する。

(経過措置)

3 この条例による廃止前のあき地の清潔保持に関する条例(以下「旧条例」という。)の規定に基づきなされた手続、処分その他の行為については、平成13年10月1日以後も、旧条例は、なおその効力を有する。
附 則(平成15年3月28日門真市条例第5号)
この条例は、公布の日から施行する。
附 則(平成25年9月30日門真市条例第28号抄)

(施行期日)

1 この条例は、平成25年10月1日から施行する。