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茨城県庁舎

2015.12.16

茨城県取手市空き家等の適正管理に関する条例

○取手市空き家等の適正管理に関する条例

平成24年12月18日
条例第22号

(目的)

第1条 この条例は,空き家等の適正な管理に関し必要な事項を定めることにより,空き家等が管理不全な状態になることを防止し,もって生活環境の保全及び安全で安心な地域社会の実現に寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において,次の各号に掲げる用語の意義は,それぞれ当該各号に定めるところによる。
(1) 空き家等 市内に所在する建物その他の工作物で,常時無人の状態にあるもの及びその敷地をいう。
(2) 管理不全な状態 空き家等が次のいずれかの状態にあることをいう。
ア 建物その他の工作物の倒壊又は破損により,人の生命若しくは身体又は財産に被害を与えるおそれがある状態
イ 不特定の者の侵入により,犯罪を誘発するおそれがある状態
ウ 樹木等の繁茂又はねずみ,害虫等の発生により,周囲の生活環境の保全に支障を及ぼすおそれがある状態
(3) 所有者等 空き家等を所有し,又は管理する者をいう。
(4) 市民等 市内に居住し,若しくは滞在し,又は通勤し,若しくは通学する者をいう。

(所有者等の責務)

第3条 所有者等は,その所有し,又は管理する空き家等が管理不全な状態にならないよう,適正に管理しなければならない。

(市民等による情報提供)

第4条 市民等は,管理不全な状態にある空き家等があると認めるときは,速やかに市にその情報を提供するものとする。

(現況調査)

第5条 市長は,前条の規定による情報の提供があったとき,又は第3条に規定する適正な管理が行われていない空き家等があると認めるときは,当該空き家等の現況について調査を行うものとする。

(助言又は指導)

第6条 市長は,前条の調査により空き家等が管理不全な状態にあると認めるときは,当該空き家等の所有者等に対し,空き家等の適正な管理のため必要な措置について助言し,又は指導することができる。

(勧告)

第7条 市長は,前条の規定による指導を行った場合において,なお空き家等が管理不全な状態にあると認めるときは,当該空き家等の所有者等に対し,期限を定めて,空き家等の適正な管理のため必要な措置を講ずるよう勧告することができる。

(命令)

第8条 市長は,前条の規定による勧告を受けた所有者等が当該勧告に従わなかったときは,当該所有者等に対し,期限を定めて,当該勧告に係る措置を講ずるよう命ずることができる。

(公表)

第9条 市長は,前条の規定による命令を受けた所有者等が正当な理由なく当該命令に従わなかったときは,規則で定めるところにより,次に掲げる事項を公表することができる。
(1) 命令に従わない者の氏名及び住所(法人にあっては,その名称,代表者の氏名及び主たる事務所の所在地)
(2) 命令の対象である空き家等の所在地
(3) 命令の内容
(4) 前3号に掲げるもののほか,市長が必要と認める事項
2 市長は,前項の規定による公表をしようとするときは,当該公表の対象となるべき者に対し,あらかじめ意見を述べる機会を与えなければならない。

(警察署その他の関係機関との連携)

第10条 市長は,この条例の目的を達成するため必要があると認めるときは,市の区域を管轄する警察署その他の関係機関に対し,第5条から第8条までの規定による調査,助言,指導,勧告又は命令の内容を提供し,必要な協力を求めることができる。

(自主的解決との関係)

第11条 この条例の規定は,管理不全な状態にある空き家等に関する紛争の当事者が,双方の合意により当該紛争を自主的に解決することを妨げるものではない。

(委任)

第12条 この条例の施行に関し,必要な事項は,市長が別に定める。
付 則
この条例は,平成25年4月1日から施行する。