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2015.11.07

三重県鳥羽市空き家等の適正管理に関する条例

○鳥羽市空き家等の適正管理に関する条例

平成25年3月28日条例第4号

 

(目的)

第1条 この条例は、法令に定めるもののほか、空き家等の管理の適正化を図ることにより、市民等の良好な生活環境の保全及び安全で安心な地域づくりに寄与することを目的とする。

(定義)

第2条 この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
(1) 空き家等 本市の区域内に所在する建物その他の工作物及びその敷地並びに空き地(原則として農林業用地を除く。)で、常時無人又は使用されていない状況にあるものをいう。
(2) 所有者等 空き家等の所有者、占有者、相続人その他空き家等を管理すべきものをいう。
(3) 市民等 市内に居住し、若しくは滞在し、又は通勤し、若しくは通学する者をいう。
(4) 管理不全な状態
ア 建物その他の工作物が、老朽化若しくは台風等の自然災害により倒壊するおそれのある状態
イ 建物その他の工作物の全部又は一部が飛散による危険な状態
ウ 不特定者の侵入による火災、若しくは犯罪が誘発されるおそれのある状態
エ 草木の著しい繁茂又は害虫、ねずみ等が著しく繁殖し、人の生命、身体若しくは財産又は生活環境に害を及ぼすおそれのある状態

(民事による解決との関係)

第3条 この条例の規定は、管理不全な状態である空き家等の所有者等と、隣人その他当該空き家等が管理不全な状態であることにより被害を受けるおそれがある者との間で、民事による解決を図ることを妨げるものではない。

(空き家等の適正な管理)

第4条 所有者等は、空き家等が管理不全な状態にならないよう適正な管理を行わなければならない。

(情報提供)

第5条 市民等は、管理不全な状態にあると思われる空き家等を発見したときは、速やかに市にその情報を提供するものとする。

(実態調査)

第6条 市長は、前条の規定による情報提供があったとき、又は第4条に規定する適正な管理が行われていない空き家等があると認めるときは、職員に当該空き家等の実態調査を行わせることができる。

(立入調査)

第7条 市長は、この条例の施行に必要な限度において、職員に当該空き家等に立ち入らせ必要な調査を行うことができる。
2 前項の規定により調査等を行う職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者の請求があったときは、これを提示しなければならない。
3 第1項の規定による立入調査の権限は、これを犯罪捜査のために認められたものと解釈してはならない。

(助言、指導及び勧告)

第8条 市長は、前2条の実態調査、立入調査により、空き家等が管理不全な状態になるおそれがあると認めるとき、又は管理不全な状態であると認めるときは、当該所有者等に対し、必要な措置について、助言又は指導を行うことができる。
2 市長は、前項の助言又は指導を行ったにもかかわらず、なお当該空き家等が管理不全な状態にあるときは、当該所有者等に対して、期限を定めて、その適正な管理のために必要な措置を講ずるよう勧告することができる。

(措置命令)

第9条 市長は、空き家等の所有者等が前条第2項の規定による勧告に応じないときは、当該所有者等に意見を述べる機会を与えた上で、当該所有者等に対して、履行期限を定めて必要な措置を講ずるよう命令することができる。

(公表)

第10条 市長は、所有者等が、前条の規定による命令にかかる措置を講じなかったときは、当該所有者等に意見を述べる機会を与えた上で、次に掲げる事項を公表することができる。
(1) 命令に従わないものの住所及び氏名(法人にあっては、主たる事務所の所在地並びに名称及び代表者の氏名)
(2) 命令の対象である空き家等の所在地
(3) 命令の内容
(4) その他市長が必要と認める事項

(警察その他関係機関との連携)

第11条 市長は、この条例の目的を達成するため必要があると認めるときは、警察その他の関係機関に第6条から第9条までの規定による調査、助言、指導、勧告及び命令の内容を提供し、必要な協力を求めることができる。

(資料の提供等)

第12条 市長は、この条例の施行において、必要があると認めるときは、官公署に対し、必要な資料の提供又は閲覧を求めることができる。

(その他)

第13条 この条例に定めるもののほか、必要な事項は、規則で定める。
附 則
この条例は、平成25年7月1日から施行する。