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ヌメロオンセ

2015.11.16

空き家のリノベーションに関する学びの場を提供。和歌山市のリノベーション事例

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全国で増加している空き家。当然、空き家に関わる問題も増えている訳ですが、増えているのは問題だけではありません。

空き家を有効活用する「空き家のリノベーション」活動も、全国各地で広がりを見せつつあります。今回は、和歌山県和歌山市でリノベーション活動をする「リノベーションわかやま」をご紹介します。

リノベーションで、まちづくり

リノベーションわかやまは、NPO法人市民の力わかやまが運営する、和歌山市中心街地における遊休不動産再生活用事業。「遊休不動産」とは、すなわち空き家のことですね。空き家をリノベーションして、まちを再生しようという「リノベーションまちづくり」を推進しているのが、リノベーションわかやまです。

リノベーションまちづくりの活動は、産業振興、雇用創出、コミュニティ再生、エリア価値の向上を図り、それらを核としたコンパクトで魅力的なにぎわいの集積を広げていく、ということを目指しています。

空き家について、学ぶ場所

その具体的な活動内容は、講演会、勉強会、ワークショップの開催などがあり、空き家再生に向けて意欲的な人々に対し、学びの場を提供しています。中でも、画期的なものが「リノベーションスクール」です。こちらでは、「実際の現場で学び、考え、体験する」という主旨のもとに、3日間に渡りリノベーションを通じた都市再生手法を学ぶことができます。

2011年に北九州市で始まったこのリノベーションスクールは、和歌山市では2014年2月に第一回を開催。その後も継続されており、2015年11月時点では計3回のスクールを開催しました。

全国各地から参加者が集まり、8人ほどの「ユニット」を組んで和歌山市のまちの未来を考え、実務レベルの事業計画を作成。最終日には不動産オーナーへ提案するという、かなり実践的なスクールになっています。

このように、空き家問題は増える一方という訳ではなく、活用しようという動きが地方でも増加傾向にあります。人口減少という根本的な問題もありますが、「現時点でどうにかできることは、どうにかする」という姿勢は、
空き家問題だけではなく、すべての問題を解決するにあたって重要なことかもしれませんね。

この記事を書いた人
relax-man 空き家LOVEなフリーライター 「空き家」って、コトバの響きからして何だか素敵じゃありませんか? あきや・アキヤ・AKIYA・秋谷…って、あれ? 何か違う?! そのような訳で、空き家問題にはコトバの響きから興味を持ったという、茨城在住のフリーライターrelax-manです。 主な執筆分野は、山(低山)と農業。 今後は、空き家問題を右斜め45度の視点で(?)書いていきます! :Facebook :Twitter http://relax0906.wix.com/farmers-story
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