> > 一般社団法人NOTEが歴史を書き留める…4棟の古民家を、ひとつのホテルにリノベーション。
複数の古民家をひとつのホテルに再生。
城下町篠山の歴史をつなぐ新しいかたちとは。
一般社団法人ノオトvol.7

2015.12.16

一般社団法人NOTEが歴史を書き留める…4棟の古民家を、ひとつのホテルにリノベーション。

兵庫県篠山市。古くは京都への交通の要として栄えたというこの街は、その街並みに京文化の影響が見受けられます。

複数の古民家をひとつのホテルに再生。 城下町篠山の歴史をつなぐ新しいかたちとは。 一般社団法人ノオトvol.7

複数の古民家をひとつのホテルに再生。
城下町篠山の歴史をつなぐ新しいかたちとは。
一般社団法人ノオトvol.7

歴史が彩る、風情ある街並。それは、観光客の目を楽しませるものですが、住んでいる人々にとってみれば、そうでもないものです。やはり、新しくて便利なものには、惹かれてしまいますよね。古い家は壊して新しい家にした方が、売りやすいでしょうし買いやすいでしょう。

一般社団法人NOTE

ここ篠山市にある篠山城の城下町にある古民家も、そのような流れに押しつぶされる危機にありました。その歴史ある古民家が壊される危機を救ったのが、同じく篠山市に社屋を構える一般社団法人NOTEです。NOTEは、空き家活用事業やスローフード事業、暮らしのツーリズム事業などを手がける企業。「日本人が捨ててきたものを拾い集め、再生」しています。

NIPPONIA(ニッポニア)が古民家をホテルに再生

そのNOTEが展開する事業のひとつに、「NIPPONIA(ニッポニア)」というブランドがあります。このNIPPONIAは、日本の歴史ある街並を、ホテルに再生し未来につなげるというもので、その事業の第一弾にこの篠山市の城下町にある古民家を選びました。

今回のリノベーションでNOTEが掲げた構想は、篠山城を含む城下町全体を「ひとつのホテル」に見立てるというものでした。「歴史あるまちに、とけこむように泊まる」をコンセプトに、リノベーション活動が始まります。

ホテルのメインの建物となるONAE棟がまずは完成。そして、SAWASIRO棟、NOZI棟、SION棟と、4軒の古民家を次々にリノベーション。短い工期ではあったにも関わらず、「地元の人間がやらんで誰がやる!」と地元の工務店の方の頑張りもあって、開業にこぎつけます。篠山城下町ホテルNIPPONIAの誕生です。

古さと新しさが融合した古民家ホテル

このホテルの客室には、改修現場から出た古い道具を活用し、風情のある客室に仕上げています。ですが、ただ古いものを残しただけではありません。現代の生活に合わせて、新しいものを取り入れるべき部分もあります。トイレやお風呂といった水回りなどは、やはり新しいものが便利ですからね。

そこに住む地域の人も、外から来た旅行者も喜べる。リノベーションをすることで、篠山の城下町に新しい魅力が加わりました。

この記事を書いた人
relax-man 空き家LOVEなフリーライター 「空き家」って、コトバの響きからして何だか素敵じゃありませんか? あきや・アキヤ・AKIYA・秋谷…って、あれ? 何か違う?! そのような訳で、空き家問題にはコトバの響きから興味を持ったという、茨城在住のフリーライターrelax-manです。 主な執筆分野は、山(低山)と農業。 今後は、空き家問題を右斜め45度の視点で(?)書いていきます! :Facebook :Twitter http://relax0906.wix.com/farmers-story
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