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”東京都内空き家率ワースト1の豊島区”で「リノベーションスクール」が開催!(都内初)

2015.12.23

「消滅可能性都市」の報告を受けた豊島区のその後。

日本の首都・東京。全国津々浦々から人が集まるこの巨大都市は、「空き家」の問題なんてまったくの無縁ではなかろうか? と勝手なイメージを抱いていました。

”東京都内空き家率ワースト1の豊島区”で「リノベーションスクール」が開催!(都内初)

”東京都内空き家率ワースト1の豊島区”で「リノベーションスクール」が開催!(都内初)

…ですが、ちょっと考えてみると、人口自体が減少傾向にあったり、高齢化社会な上に核家族化が進んでいたりという状況を踏まえれば、そんなこともないのは明白ですね。全国の空き家率は13.5%で、東京都の空き家率は11.1%です(2015年2月公開)。平均以下の数値ではありますが、全国平均とそう変わらない数値です。

東京の空き家率ワースト1は豊島区

その中でも、今年はじめに「消滅可能性都市」であると報告を受けた豊島区は、空き家率15.8%。23区の11.2%を大きく上回り、全国平均よりも高い数値を示しています。この空き家率の高さは、「消滅可能性都市」と指摘された大きな要因であるように思えます。
※消滅可能性都市…2040年(平成52)年に20~39歳の女性の人口が2010年時点の半分以下に減る都市のこと。

さてさて、その後の豊島区の動向が気になるところ。危機感を抱いた豊島区は、さっそく様々なイベントやスクールを開催したようです。

としまF1会議

女性が暮らしやすいまちづくりを目指した、子育て世代(20代~30代)による会議。6回開催。

としま100人女子会

子育て世代を中心とした女性100人の意見交換会。F!会議のキックオフイベント。

豊島区リノベーションまちづくり検討委員会

リノベーションまちづくり構想の策定・意見交換の場。

リノベーションスクール(都内初!)

2015年3月、9月の2回開催。座学、実学で空き家リノベーションを肌で感じる勉強会。

まちのトレジャーハンティング

空間資源、人的資源、文化資源、歴史資源といった潜在的な価値のある「お宝」を、実際にまちを歩いて探し、使い方を考える。

そういえば、先日筆者が「リノベーションまちづくり塾@水戸」の嶋田洋平さんがおっしゃっていた、軒先を借りたマルシェの開催も、豊島区でした。

このように、東京23区とはいえ他人事ではない空き家問題。自治体による対策ももちろんですが、個人レベルの認識度が最重要! いまいちイメージがわかない方は、自分の住んでいるまちの空き家が、どれくらいあるのかを調べてみるといいかもしれません。

この記事を書いた人
relax-man 空き家LOVEなフリーライター 「空き家」って、コトバの響きからして何だか素敵じゃありませんか? あきや・アキヤ・AKIYA・秋谷…って、あれ? 何か違う?! そのような訳で、空き家問題にはコトバの響きから興味を持ったという、茨城在住のフリーライターrelax-manです。 主な執筆分野は、山(低山)と農業。 今後は、空き家問題を右斜め45度の視点で(?)書いていきます! :Facebook :Twitter http://relax0906.wix.com/farmers-story
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