> > 「和のいえ櫻井」……空き家を高齢者と子どもたちのために【東京都西東京市】
http://yamada-ya.net/home.html「和のいえ櫻井」

2016.02.02

「和のいえ櫻井」……空き家を高齢者と子どもたちのために【東京都西東京市】

空き家と高齢化社会が密接な関係にあるのはいわずもがな。そして、それらの問題はこれからの未来を生きる子どもたちにも、当然密接に関わってきます。

これまで紹介してきた空き家対策事例は、カフェやゲストハウス、ギャラリーなどへのリノベーション事例がほとんどでした。今回は、空き家問題という社会的な問題を、高齢化社会や学童保育といったこれまた社会的な問題解決のために利用するという、素晴らしい事例をご紹介します。

引用元は、「空き家の活用で社会的課題を解決するブログ」さん。こちらのブログも、空き家系(?)の情報満載なので、ぜひ一度ご覧あれ。

デイサービス・学童保育・ギャラリーとして再利用

さて、その素晴らしい空き家の活用をしているのが、東京都西東京市にある「和のいえ櫻井」です。

もともとは、江戸時代末期に建てられた、築150年以上の古民家でしたが、先代の持ち主が亡くなって空き家に。この歴史ある古民家を空き家のままにしておくのは勿体無いと、建築士の山田哲之さんが名乗りをあげ、誕生したのが「和のいえ櫻井」です。

「和のいえ櫻井」は、デイサービス、学童保育、ギャラリーとして利用されています。デイサービスと学童保育が同じ場所で行われているので、そこには自然と高齢者と子どもの交流が生まれるわけですね。

「ここにはお年寄りが楽しく過ごすそばで、子どもたちが一緒になって遊んでいる。古くから楽しまれてきた日本の遊びを、お年寄りが子どもたちに教え同時に癒されていく。そんな風景が日常の中にあります」

事業として「持続」できることが重要

これは、「和のいえ櫻井」のホームページの「挨拶」にある山田さんの言葉です。なんとも素晴らしいメッセージ! そして、素晴らしい事業内容! 

ですが、いくら素晴らしくても持続できなれば意味がありません。そこは、山田さんが抜かりのない事業計画を立て、この理想の施設を軌道に乗せています。競合施設や地域性などをこと細かく調査し、需要があることを確信した上で、事業を進めています。

空き家、介護、そして、教育。一つの社会問題を、社会問題を解決する事業で解決するという、もはや「尊さ」すら感じる空き家対策のご紹介でした。

この記事を書いた人
relax-man 空き家LOVEなフリーライター 「空き家」って、コトバの響きからして何だか素敵じゃありませんか? あきや・アキヤ・AKIYA・秋谷…って、あれ? 何か違う?! そのような訳で、空き家問題にはコトバの響きから興味を持ったという、茨城在住のフリーライターrelax-manです。 主な執筆分野は、山(低山)と農業。 今後は、空き家問題を右斜め45度の視点で(?)書いていきます! :Facebook :Twitter http://relax0906.wix.com/farmers-story
執筆した記事一覧