> > 旅と食。切り離せない二つの存在を、一つのホステルに…Tanga Table【福岡県北九州市】
Hostel and Dining"Tanga Table"

2016.03.01

旅と食。切り離せない二つの存在を、一つのホステルに…Tanga Table【福岡県北九州市】

みなさん、旅、してますか?
旅にはいろいろな種類があります。世界遺産を巡る旅、史跡を巡る旅、文豪の墓を巡る旅(これは筆者の趣味)、自分探しの旅……。温泉に入ったり、その土地のアクティビティを楽しんだり、何かしら「目的」を持って旅に出る方がほとんどかと思います。目的を持たずに放浪の旅なんてする人もいますが、時間とお金に余裕がないとなかなかできるものではありません。

さて、その旅の目的に「食」を求める人も多くいます。現地で採れた新鮮な食材。それを使ったおいしい料理。「旅」という非日常的な空間は、食事をさらにおいしくさせてくれる絶好のシチュエーションですよね。

また、「食」は「旅」に付随するものといっても過言ではありません。他に目的がある旅だとしても、「旅」をした際には現地の「食」を欲するものです。それほど、「食」と「旅」は切っても切り離せない密な関係にあります。

そして、「旅」といえば「宿」も同じような密な関係にありますよね。今回は、その「旅」と「食」が結びついた「宿=ホステル=Tanga Table(タンガテーブル)」のお話です。

お話の舞台はリノベーションスクールの生誕地であり、リノベーションの聖地ともいえる福岡県北九州市。Tanga Tableの素晴らしさは、「北九州の台所」と呼ばれる旦過市場との密接な関係にあります。

旦過市場の新鮮な食材を

レトロな風情と新鮮な食材が魅力の旦過市場。その市場の川向いにTanga Tableはあります。Tanga Tableでは、旦過市場の食材を使用したおいしいご飯を提供し、北九州市という町の「味」を旅人に楽しんでもらっています。宿泊施設とは別の、食堂としての顔も持ち合わせているのです。

Tanga Tableの宿泊者は、宿の中にあるキッチンを使用することもできます。旦過市場で仕入れた自分好みの食材を、好きなように調理して食べることも可能です。また、旦過市場自体が独特な雰囲気を持った市場ですので、その風景とともに「食」を楽しむことができる点が、Tanga Tableの最大の魅力であるといえます。

旅・食・宿……人。

加えて、「宿」としての機能も充実しています。気軽に泊まれる低価格な宿泊料金。ドミトリータイプからダブルベッドの部屋まである部屋の選択肢の多さ。ドミトリータイプでは、女性用、和室、ミックスなどから選ぶことができ、ミックスの部屋では国籍、性別問わずに交流が深められるという、ホステルならではの魅力も存分に味わえます。国際交流イベントも開催し、旅人たちの交流の場としても活用されています。

ビルの空いたフロアをリノベーション

さて、この魅力いっぱいのTanga Tableですが、もとはビルの空き物件でした。180坪という広さゆえに、なかなか借り手が見つからなかった物件が、Tanga Tableとして生まれ変わったきっかけは、もちろんリノベーションスクールです。
約6,000万円という多額な資金を集めるのに大変な苦労をしたようですが、その甲斐あって空き物件が魅力的な旅の宿に変身しました。

空き家や空き物件のリノベーションは、そのモノや町の魅力を見つめ直す良い機会でもあります。空き家問題への対策は、今や負の要素よりも正の要素の方が大きく含まれているような、夢のある活動に思えてきました。

この記事を書いた人
relax-man 空き家LOVEなフリーライター 「空き家」って、コトバの響きからして何だか素敵じゃありませんか? あきや・アキヤ・AKIYA・秋谷…って、あれ? 何か違う?! そのような訳で、空き家問題にはコトバの響きから興味を持ったという、茨城在住のフリーライターrelax-manです。 主な執筆分野は、山(低山)と農業。 今後は、空き家問題を右斜め45度の視点で(?)書いていきます! :Facebook :Twitter http://relax0906.wix.com/farmers-story
執筆した記事一覧