> > 「飛騨の匠」で造られた古民家を仕事の拠点に……飛騨里山オフィスプロジェクト【岐阜県飛騨市】
飛騨里山オフィス レンタルできる古民家。仕事、会議、暮らすようにステイに。

2016.02.16

「飛騨の匠」で造られた古民家を仕事の拠点に……飛騨里山オフィスプロジェクト【岐阜県飛騨市】

飛騨の美しい里山の風景に、欠かせないのが「飛騨の匠」で造られた民家。大和朝廷の時代から、「匠の里」として知られ、その高い大工技術は藤原京や平城京、平安京の建築の際にも活躍したといいます。仕口や継手といった伝統工法で造られた古民家は、文化財級のものが多く、時の流れが生み出した木の風合いや色合いは、訪れた外国人観光客をも虜にしています。

現在でも、飛騨には建築業に従事する人の割合が高く、飛騨は「匠の里」としての存在を保っています。ですが、そのような飛騨の美しい家々にも、空き家問題の魔手は着実に迫っているのです。㈱美ら地球の過去3年間
の古民家調査によると、飛騨地方1274戸を調査した結果、約2割は空き家になっており、更に3割以上は2人以下の居住となっています。高齢化も進んでいるので、このままでは歴史的価値の高い飛騨の古民家が、空き家だらけになってしまうかもしれないという実態が浮き彫りになりました。

飛騨の古民家を、オフィスとして利用

そんな中、この伝統のある古民家を存続しようというプロジェクトが誕生しました。「飛騨里山オフィス」では、空き家になった古民家を、オフィスとして貸し出すプロジェクト。風情のある古民家を、仕事の場として提供しています。

民家には、オフィス危機や生活用品も揃えており、古民家の種類も山奥の古民家や数奇屋などから選ぶことができます。なんと、世界遺産の白川郷にもオフィス(レンタルスペース)があります! いつもと違う環境で、しかも、飛騨の美しい景観の中で、そして、その伝統的な古民家の中で仕事をすれば……いつもの数倍の効率が期待できたり、とてつもないアイデアが閃いたり……するかもしれませんね。特に、クリエイティブな仕事をしている方には、ぴったりな場所ではないでしょうか? ちなみに、会議や研修の場所としての利用も可能です。

旅の拠点に使うこともできる

いわゆる「里山オフィス」ではありますが、基本的に使い方は自由です。オフィスとして活用するのもよし、ホテルのように宿泊施設として使うのもよし。短期の滞在でも、長期の滞在でもOK。

飛騨地方は食料自給率が約75%もあり、地元で採れた食材を使った料理も楽しめます。食料自給率といえば、ご存知の通り日本の自給率は40%弱です。まあ、この問題についてここではあまり触れませんが(笑)。とにかく、旅行においても仕事においても、ぜひ、利用してみたい! と思える環境が整っています。

古民家を存続させながら、その利用者を存分に満足させてしまえるような、飛騨ならではの贅沢な空き家対策ですね。気になった方は、オフィシャルページをご覧下さい!

この記事を書いた人
relax-man 空き家LOVEなフリーライター 「空き家」って、コトバの響きからして何だか素敵じゃありませんか? あきや・アキヤ・AKIYA・秋谷…って、あれ? 何か違う?! そのような訳で、空き家問題にはコトバの響きから興味を持ったという、茨城在住のフリーライターrelax-manです。 主な執筆分野は、山(低山)と農業。 今後は、空き家問題を右斜め45度の視点で(?)書いていきます! :Facebook :Twitter http://relax0906.wix.com/farmers-story
執筆した記事一覧